手は作り手の心を映し出す。道具を置き、手を止めた瞬間それが現れる。同じように作っていてもその時の季節、空合い、心情でひとつひとつ違う表情が生まれる。痕から力強さ、皺から温もり、斑から味わいを感じとる。手にするときっと自分だけのものだと心付く。そしてこれから長い時間を共に旅していくのだろう。
金槌を打ち付ける音の合間から微かに汽笛が聞こえてくる。神戸港近くにあるアトリエでは日々ジュエリー、シューズが職人の手から生み出され、翌朝にはパン屋のように店頭に並ぶ。洋服のコレクションは生地選びからデザイン、パターンに至るまで同じくアトリエで創作される。Atelier d’antanのアイテムは個が立つデザイナーからではなく、チームのハンドワークによって生まれます。
これまでジュエリーとシューズはオンラインでの販売をお断りしてきました。それならばと、アトリエが歩み始めて2 5 年を迎える今春、私たちの方から東へ出向きます。これまでのように手から手へ。
Atelier d’antan 東京店
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング2F
本日3月20日(祝金)にとても穏やかなお天気にも恵まれ、無事オープンすることができました。初日よりたくさんの方にご来店いただけましたことに心より感謝しております。＊オープンを記念して20,000円以上お買い上げのお客様には数量限定でオリジナルバッグをノベルティとしてご用意しています。 是非この機会にお越しください。